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maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。心に静と柔らかさを得たい。 思い出したときに覗いてください。

おくりびと

 
 12月末、
インドのダラムサラでこの写真を撮っていたころ、祖父が永眠した。
享年91だった。
 
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若い頃、
海軍予備学生として入隊し、出航前の訓練中に終戦の放送を聞いたという。
教師となり、
私が覚えているのは、校長先生になったあとの祖父だった。
 
盆暮れに会うときには、正座に敬語という距離感だったのだが、
晩年アルツハイマーになってからも、ずっと優しく穏やかな姿しか見なかった。
 
軍国主義教育から民主主義へと
大きく変わる混乱の世を生きたので、
「言葉」の力を、よく知っていたのだと思う。
 
祖父はいつも言葉少なく、
正しいことをいうときに10のことを分かっていても、
思慮した1つの言葉だけをそっと置くような話し方をした。
私は「祝婚歌」 という詩が好きで、それを思い出した。
 
 
四十九日の法事で、九州に帰省しています。