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maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。心に静と柔らかさを得たい。 思い出したときに覗いてください。

動物絵画の250年 〜 悩んで 萌える 江戸時代 〜

 

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ふくらみはじめた桜の蕾を見上げながら、

先週、府中の森公園にある美術館にいってきた。

 

府中市美術館 『 動物絵画の250年 〜 悩んで 萌える 江戸時代 』 

 

とにかく一々可愛すぎて悶絶。

  

絵師たちの細やかな観察眼と遊び心、一流の仕事で、思い思いに命を吹きこまれた動物たち。

おかしくて愛らしくて。

ほんとに萌え萌え。

 

葛飾北斎の〈 昇り竜 〉は、

黒々とした墨だけで、恐ろしいほどの生命力と躍動感が感じられた。

「 画狂老人卍筆 齢八十七歳 」とあり、晩年の画作だそうなのだが、彼は、本当に竜の姿が見えていたのではないか。

江戸時代は、「 竜は実在の動物だが、見たことはない」と思っていた人たちが少なからずいたそうで、それもおもしろい。

 

絵の前に立ってじっと動物たちをみていると、

まるで私自身が、絵師の目でその世界を覗いているような気持ちになる。

そのまま空間は広がって、

今度は動物たちの目になる。

何もかも越えて繋がっているような心地よさに包まれる。

 

絵が生き生きとしていて、

人も動物も同じ命だと、いまよりももっと身近に感じられていたのだろうな。

  

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 図版と、絵はがき。