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maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。心に静と柔らかさを得たい。 思い出したときに覗いてください。

綺麗なお辞儀

 

土曜日に、老人ホームへ伺ってきた。

クラスがおわったあと、

お年を召したの方の「 お世話になりました」のお辞儀が、

とても美しいと思う。

大正生まれの方も多いので、そのご両親は、明治の時代を生きていらっしゃる。

 

明治時代、社会はどのような雰囲気だったのかは詳しくは知らないのだが、

呉服店に勤めていた頃に、

明治の着物や着物に関する小物にたくさん触れる幸福に恵まれた。

半襟の手刺繍の職人が、月に数枚仕事を収めて一家を養うことができたという話も聞いたことがある。

ひとつのモノが、これだけ丁寧に扱われていた側面があった時代、

きっと、綺麗なお辞儀を見ることも多かったのではと想像する。

 

100万回、丁寧にご挨拶をしてきた人のお辞儀は、

スッと心に風が通るような、あたたかさがある。

色んな方がいらして、とまどって、まだとても上手にいかない私のクラスでも、

終わりにきちんとお辞儀をされる。

 

整体でも、はじめと終わりに、正座をしてきちんとお辞儀をする。

それは、座る、お辞儀をする、立つ、うつ伏せになるという一連の動作で、

その人の身体を観察するという意味もあるのだが、

なにより、襟を正す、というのがいちばん大切なんだと思う。

身体に染み込んだクセは最後の最後まで、

その人として、残るのだなと思って、

お辞儀が、綺麗な人になりたいなと思う。

 

20150420100956

 

 

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