maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。

雨色

 

ここ数日は雨、

風景が滲んで、うすく色々なものが雨の色に染まって見える。

 

雨を見て、ふくみ先生を思い出した。

休日に工房へ行くと、

ひとりで機を織っている先生をよくお見かけして、

自分の用事を済ませたあと、すこしお話をする時間がとても嬉しかった。

 

先生の機音は、カタン トントン と心地よく綺麗で、

濃淡異なる、幾千本ものグレーの絹を緯糸にして、

無地の着物を織られていた。

無地を織るのは楽しいと、おっしゃられていて、

その楽しみを教えていただいた。

 

細い一糸一糸、手持ちの緯糸を織っていけば、

それは丈夫な、布が織れていく。

ある日、ふと織り上げたものを手に取って、

いつのまにこんな長さを織っていたんだと、驚く。

 

私の夢は、

整体をしながらお金をいただいて、

それで日本の糸を買って、

機織りをすること。花織を織りたい。

鳥栖水子さんのように素敵な布を。

 

執着もあり、また迷う気持ちもあり。

焦る気持ちもあり、

おちついて静観しているところもあり。

とにかく日々、稽古をつづけています。

ぱっ と、決まって、一気に進むときはくると思うから。

 

20150703121052

( 経と緯の 交わるところ )