読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。心に静と柔らかさを得たい。 思い出したときに覗いてください。

池田重子先生

 

友人が訪ねてきてくれて、

池田重子先生が先月亡くなられたことを知った。

 

私が銀座の呉服店に勤めていた頃にお世話になった石田先生は、

池田重子先生の元で着物やアンティークを学んだ方で、

帯留や裂、ため息がでるほど美しい刺繍半襟など、

直に触れて、当時の色々なお話しを聞けたのは楽しかった。

 

池田先生には数回しかお会いしたことはないけれど、

頂いた本は、ページをめくるたびに、美しい宝物がこぼれおちてくるようで、

職人の技に見惚れる。

何十年もかけて集められた、コレクションは圧巻。

 

 f:id:maimoi1231:20151105091127j:image

 

 

f:id:maimoi1231:20151105091149j:image

 

 

f:id:maimoi1231:20151105091311j:image

 

 

f:id:maimoi1231:20151105091226j:image

 

心に残るお話しがある。

池田重子先生が、目黒に『 時代布 池田 』を開店されたとき、

百戦錬磨の目利きの骨董商が集まって競り落とす市では、女はまだめずらしかったそう。

箪笥ごと出品されるものは、ひとつひとつ覗いていては間に合わない。

引き出しにすっと手を入れて、

指先に触れた感触で、結城紬があると分かれば即座に買われた。

 

結城紬が入っているような箪笥の中はだいだい、

価値のあるものが入っていると分かるから。

 

このお話しは大好き。

  

絹に触れるのも、人に触れるのも同じようだと、最近思う。 

手の感覚は、どこまでも繊細になる。

 

和裁士をしていたころ、

絹糸をずっと触っていたので、正絹といわれてもすこしでも混ざっているものは、

分かるようになった。

着物を縫うときに、コテを当てると収縮率はそれぞれ違う。

表と裏を合わせて仕立てる袷の着物は、

そのわずかな差でも仕上がりが狂ってくるので、

思った以上に縮んだりすると、ほどいてまた縫い直さなければならなくなる。

否応無しに、手に触れる些細な差に敏感になった。

 

仕事に必要なものは、とてもシンプルなのだ。

整体の先生が、動作や型の美しさを追求していくと、結果はついてくるとおっしゃるけれど、

池田先生も同じようなことを言われていて、

通じるものがあった。

 

 

帯留 ?: 手のひらの芸術

帯留 ?: 手のひらの芸術

 

  

池田重子流きものコーディネート 春のおしゃれ

池田重子流きものコーディネート 春のおしゃれ

 

  

池田重子流きものコーディネート 夏のおしゃれ

池田重子流きものコーディネート 夏のおしゃれ

 

 

池田重子流きものコーディネート 秋のおしゃれ

池田重子流きものコーディネート 秋のおしゃれ

 

 

池田重子流きものコーディネート 冬のおしゃれ

池田重子流きものコーディネート 冬のおしゃれ

 

 

 

 

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…..

 

❀  代官山整体 HP

❀  maimoi日記 おまけ

 

◎    メールでのご予約・ お問い合わせは、こちら から受け付けております。