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maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。心に静と柔らかさを得たい。 思い出したときに覗いてください。

人の生き死に

 

5月末から10日間お休みをいただき、インドへ行ってきた。

デリーからリシケシ、ハリドワール、ヒンドゥー四大聖地のひとつであるガンゴトリへ、

さらに上流へと進み、テントに泊まり、

急斜面のかろうじて人と馬が通れるような崖の道を黙々と歩いて、

ガンジス河の最初の一滴が流れ落ちるといわれる聖地、ゴームクについた。

氷河の溶けた水で、沐浴をした。

この日が、6月2日。

 

途中、野生のヤギ達が上の崖を通り、砂煙りとともに小石がパラパラと降ってきたので、

当たったら真っ逆さまに落ちて死ぬのだろうなと思った。

空気が薄く震えるほど冷えた夜にテントから出て、息を呑んで見上げた星は、吸いこまれそうに綺麗だった。

 

帰国後、会うのを楽しみにしていた友人がいる。

出会って三年ほどの稽古仲間で、毎週二回は顔を合わせて、稽古のあとにご飯を食べながら色々と話した。

ネパールの山へひとり登りに行くような子で、

インドで見たこと触れたものを、私はせっせと写真に収めて持ち帰った。口数の少ない彼がどんな反応をするだろうとワクワクした。

 

帰国後連絡が取れず奔走して、その子の訃報を知って数日が経った。

なんとか仕事や日常を過ごしながら、

ふいにはにかんで笑う顔や仕草や、静かに考えているような横顔が浮かぶとたまらなくなって泣く。

ディテールはまだ鮮明で、声は、思い出そうとしても曖昧になりぼんやりする。

 

ふとこぼした言葉で通じ合うときがあった、

もっと話したかったことが宙ぶらりんのまま、

その子の目を通して知る世界は私にとって新鮮で楽しくて、おかしみがあって、いなくなるなんて露ほども思わず、当たり前にまた会えると思って、

もうそれはできないと反芻して寂しくてたまらない。

 

一昨日、神保町で忍ぶ会をしたときに、

ある人が言った。

彼のような探求者で早世する人というのは、

今世で必要だった体験や学びを刈り取って、また次へと進むためにここを去ったのかもしれない。

聖地ゴームクで沐浴をした日、成瀬先生が『 ゴームクからさらに先ヒマラヤを超えるとカイラス山がある 』とぽつりと仰った。

それはその子が憧れていた山で、いつか行けるよと話していて、2日に亡くなったというのも不思議だなと思う。

 

うっかり夜に洗濯機を回してしまい、待つ間、眠い目をこすりながらこの文章を書いていて、投稿しようか迷ったのだけど書いたので。

 

整体で色んな方とお会いして思うのは、

あたりまえだけど軽々しく答えを言えないことが多い。

人が生きるのも死ぬのも病気になるのも、

私たちが見つけられる理由は全体から見ると小さな小さな断片で、

それでも、その小さな引っかかりひとつずつが整っていく過程で、蟻の一穴のように大きくなにかの流れを変えることができるかもしれない。

内臓の働き、氣血の巡り、背骨の弾力、、丁寧に紐解いていき、

自分が勉強してきた野口整体の立場でできることをする、それ以上でも以下でもなく。

 

 

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タージマハルも見ました。

  

 

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