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maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。心に静と柔らかさを得たい。 思い出したときに覗いてください。

紅花と 矢車染め

 

京都の都機工房で一緒に染織を学んだよっちゃんが、

馬喰町のギャラリーamcoさんで染色のワークショップをするというので、参加。

少人数で和気あいあいと、その感じが懐かしくて胸がいっぱいになった。

 

三年という約束を反故にし、私は11ヶ月で工房を去ったのだけど、

彼女は三年半の修行を経て、紬織り作家として生きる覚悟を決めていた。

私たちはあの時期、世間から遠く離れて、濃くて静かな深い底に身を沈めるように京都の外れに籠り、草木で絹糸を染め、機を織って、藍甕を見守った。

学校経営へと先生が舵を切って進みはじめたとき、私はえいっとその流れから飛び降りて、東京に戻った。

外に開いていこうとする先生と、閉じたまま濃縮したい自分の気持ちとの間に葛藤があって、時間が薄まるのがイヤだった。

辞める以外の選択肢は、いま思い返してもなかったなぁと思う。

 

色を染めるというのは幸せ。

鮮やかな紅花の色と、重ねた矢車のとろりとした濃い色と、手触りが愛しい。

職種は違えど、手で繊細に感じとるものがずっと変わらず好き。

 

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絞り、紅花を染めたハンカチ。

紅花に矢車を重ねて染めて、鉄媒染をすると濃いグレーになる。

さらに色を重ねて染めると、

紅下の喪服のような美しい黒になる。

 

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