maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。

映画と読書

 

毎週、TSUTAYAで映画を借りてくる。

メモがわりに今週みたもの。

 

映画

 

 『さよなら、ぼくのモンスター』

最後にしんみりした。

少年オスカーにとって一番の味方で保護者だった父親が、もっとも分かり合えない敵となり、誰よりも不満を感じる対象となる。

親は不完全なものだと分かるときがくるけれど、

少年がゲイであるという葛藤よりも、その親子のかなしみ、みたいなものにしんみりした。

 

 

キングスマン. ゴールデン・サークル』

映画館で。

ジュリアン・ムーアは大好きな女優さんで、今回も怪演。

悪女っぷりが素晴らしい。

 

 

羊たちの沈黙

ハンニバル・ライジング

二ヶ月ほどかけて、夜な夜な、マッツ・ミケルセン主演 テレビシリーズの『ハンニバル』をみていた。

最高に面白かった。レクター博士も、ウィルも、ジャック・クロフォードも、配役が完璧。とても印象的だったのは、レクター博士精神科医であり、妻となったモーリア。

ジリアン・アンダーソンという女優さんが美しかった。目力の強さと憂いを帯びた視線の使い方や、少しハスキーな声に品と色気が滲み出ていて、レクター博士が一度殺して食べようとするのに最後まで生き延びる。無傷だったことにすごく説得力がある存在感。

 

その繋がりで、懐かしい映画を借りてみた。

羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスは別格。恐怖。

ハンニバル・ライジング』は、レクター博士の若いときを描いた映画で、ゾッとする美しい俳優さんが演じている。サイコパスと狂気の人との違いとはなんだろう。

サイコパスっぽくはないなと感じた、自分のなかの線引きの基準に興味をもった。

 

 

読書

 

 

 

 

原田マハさんは、楽園のカンヴァスを読んで好きになった作家さん。

旅のエッセイのようでもあるし、一枚の絵と自身との繋がりを感じた瞬間を、丁寧に言葉を選んで書かれているので、雑音がすくなくてとても読みやすかった。

純粋にその絵を見てみたいと思った。

 

 

 

愛情生活 (角川文庫)

愛情生活 (角川文庫)

 

 

いま幸せなことも、大好きな存在も、いつか、確かになくなる。

この本は、胸が痛くなるほどそれを確認してしまうのだけど、たまに読み返したくなるんだな。

アラーキーと陽子さんの、賢島の志摩観光ホテル旅日記まで一気に読んで、満たされたのでそこまでにして寝た。

 

 

 

音楽 (新潮文庫 (み-3-17))

音楽 (新潮文庫 (み-3-17))

 

 

三十を過ぎてから、俄然おもしろく読める三島由紀夫作品。

『春の雪』『肉体の学校』に続き、三作品目。

偶然にも、精神分析医の話だったので、精妙な心理描写がハンニバルの映像と頭の中で混ざった。

美人が正しく美人なのが良い。欠陥を武器や鎧に変えて人生を戦ってきているので、そこらへんの男の人が手綱をとれるはずがないくらいとにかく強い。

精神分析でその欠陥を治そうとするのだから、これはもう騙し騙されの頭脳戦で駆け引きで引き込まれる。