maimoi日記 

自分の小さなこだわりに気づいて捨てるために書いています。

発陳

 

コンビニに立ち寄ったら、入り口の傘立てに立てておいた傘を盗まれた。そんなわけで、雨のなかをひさしぶりに歩いた。近かったしね。

 

夜の街灯も草木も、すべてが静かに濡れそぼっていて、雨も冷たくはなく、春だなぁと思った。

春の三ヶ月を『発陳(はつちん)』というのだそう。

槇 佐和子さんの医心方の養生本によると、

発はひらくこと、陳は山や丘の上に木々が並ぶこと。雪が消え、氷が溶け、あたりの樹木が芽吹き、花を咲かせる情景を表す言葉であろう。植物だけでなく、動物も昆虫も長い冬籠りから解放されていきいきと活動をはじめる。

とある。

なるべくならゆったりとした衣服をまとい、髪はひっつめず、とかしてひろげる。

春は万物が生成するはじまりの季節、1日でいうと朝なので、生かすことを念頭におき、奪わない。

優しい言葉をつかうこと。

 

 

春雨やうつくしうなる物ばかり(千代)

 

 

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公園で寄ってくる小鳥